全米一の規模を誇る「米スカイブリッジ(SkyBridge) 」仮想通貨 ビットコインファンドを立ち上げSECに申請
米国 ウォール街の投資会社創業者 元ホワイトハウス広報部長 アンソニー・スカラムーチ氏の数十億ドル規模のヘッジファンド、スカイブリッジ・キャピタルは、新たなビットコイン（BTC）ファンドを立ち上げるために、米国の証券規制当局に正式な申請書を提出した
免除申請のためのフォームDは、月曜日に証券取引委員会のウェブサイトに掲載された提案書には、発行体として「SkyBridge Bitcoin Fund L.P.」 関係者として「SkyBridge Bitcoin Fund GP LLC」が記載されている
文書によると、提案されたファンドは “ヘッジファンド “に分類されているスカイブリッジは投資対象の規模を公表することを辞退したが、個人投資家からの最低投資額は5万ドルとなる
募集はSECのReg. D免除、つまりスカイブリッジ・キャピタルが提案しているビットコインファンドは、認定された投資家のみが利用できることを意味しています
この申請は、スカイブリッジ・キャピタルがビットコイン関連のヘッジファンドを立ち上げる意図を証券規制当局に初めて伝えてから約6週間後に提出されました
投資ファンドは、デジタル資産のロングポジションとショートポジションを保有することがあります
また、当社および投資ファンドは、デジタル資産またはデジタル資産技術（デジタル資産採掘業者、決済技術、デジタルセキュリティ、または暗号取引所を含む）の全部または一部に関連する企業
またはその他の方法で新興技術への直接的または間接的なエクスポージャーを有する企業の有価証券に投資することがあります
ビットコインの後ろ盾となっている投資家や機関投資家をあなたはご存じですか？
あなたはご存じですか？あの伝説の投資家達を？
機関投資家や企業によるビットコインの導入は、2020年の最大のストーリーの1つとして浮上しています
伝説のヘッジファンドマネージャーのポール・チューダー・ジョーンズ、ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンド(通称:ソロス・ファンド)を率いていたスタンレー・ドラッケンミラー、全米No.1投資指南役としても有名なジム・クレイマーなどの名前がビットコインの後ろ盾となっており、米国を代表するマスミューチュアル生命保険(Massachusetts Mutual Life Insurance Company)や英国投資企業のラファー・インベストメント・カンパニー(Ruffer Investment Company)のような企業も市場に参入しています
投資企業側では、MicroStrategy(マイクロストラテジー)、Square, Inc.（スクエア）、世界で9番目のビットコイン保有上場企業であるプロポーカーが運営するカナダの投資会社 Cypherpunk Holdings Inc.(サイファーパンク)がここ数ヶ月でバランスシートに大幅な貢献をしています
ちなみにカナダ証券取引所に上場しているサイファーパンクホールディングスは「ワサビウォレット」や「サムライウォレット」などのプライバシーに特化した暗号資産のウォレット事業を展開しています。IT先進国のリトアニアの実業家でもあり、プロのポーカープレイヤーでもあるAntanas Guga(アンタナス・グーガ)氏がCEOを務めています
この件に関しスカイブリッジ・キャピタルはコメントを求められてもすぐには回答しませんでしたが
「回答を控えるということは大々的にしたくない仕込みがまだ終えていないのか？それとも何かのプロジェクトを隠しもっているのだろうか？」という期待と憶測が膨らんでも不思議ではない。
